ケーキと時計。

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似ていると思った(^v^)
先日友達とキャトルエピスに行った時にそう感じた。

日本では一番長いんじゃないかな?(^v^)とオーナーさん。

私はその長いショーケースに並ぶ数十種類のケーキをまずは一通り見る。
その中から5つ以内までにしぼる、そんな2往復目。
以前食べて美味しかったんだよな~、でも今日はまだ食べたことのないモノにしようかな~の3往復目。
どっちにしよう。。。今回の1品に悩み真ん中に立つ。私の表情はきっと険しい。
こんな感じで3~4往復はする。

一つずつ違った表情を持つケーキ。芸術作品だ。
ぽんと乗った白いクリームの上に、2センチほどの小さいなチョコレートの飾り。
元々なければ、それはそれで気にも留めないのかもしれないけれど、
そのさりげない一工夫がアクセントになり、きゅっと引き締まった感じになる❤

チーズケーキだけでも3種類ある。それぞれ全然違う。
断面のしゅっとした生地の変わり目は美しく、その色合いも可愛い。
当然のことながら、全て計算されていることのはず。
長いショーケースだって、更に長ければ最初に見たケーキを忘れてしまう。
だからこの長さが楽しく選べる適度な距離なんだと思う。

例えばここで、
“あたち、マンゴーソース好きなんでかけて下さい。価格上がってもいいんで、苺のせちゃって下さ~い”なんて言おうものなら、ケーキ職人さんはキレるだろうなー。

使われているフルーツなども、遠方まで一つ一つ足を運んで味を見定め、それぞれの農家の方とお話して、そのフルーツとマッチするクリーム・生地・・・そして最高の一つの味・カタチとして仕上げると思う。

だからその世界観を壊すようなことはしてはならないと思う。


手作り時計選びをする時も、始め一通り見て、数本にしぼっていき・・・
“初めてだから、シンプルめでいこうかしら?”
“既に持っているのがブレスレットタイプだから、今回はハードな感じにしちゃおうかしら?”
実際に身につけてみて“あれ?意外とこっちの方がしっくりきたかな~!?”とまた悩み、
30分~1時間、険しい表情(^v^)
悩み過ぎて、一旦おちゃタイムをはさんで再び自分だけの1本選びに気合いを入れる方もある。

ベルトにおいてはさほど気にしませんが、
機能的に支障をきたす恐れのあることや、二つのデザインを思いっきりMIXさせるようなご要望には、いずれ快適に使えなくなるかもしれない旨や自分の気持ちを伝えてご遠慮願うこともある。長く使っていただきたいから。


一緒に行った友達の制作しているカリグラフィーもそう。
(西洋書道。結婚式のウエルカムボードやクリスマスカードに多く見られる)

彼女の作品の中に『The Little Prince(星の王子さま)』がある。
文中の好きな一節が書かれているのだが、
やはりその文章を想って用いた書体、それに合わせて自ら制作した台紙、
その作品の総まとめとも言える額縁。
これらぜ~んぶが揃って一つの完成した彼女の作品・世界(^v^)

もし“あたち木目が好きなんで額縁変えてもらえますぅ?”なんて言ったら、
もしかしたら快く受けてくれるかもしれないけど、心の中では大泣き((/_;)してるだろな。


トータルプロデュースなのだ。
だからこそ美味しさ・美しさ・素晴らしさ・楽しさを感じることが出来たり、ちゃんとした機能を果たすのだ。

決して多くを語るわけではないけど、
ブレることのないビジョンをお持ちであることがバシバシこちらに伝わってくるオーナーさんに

“クリスマスケーキで大忙しのシーズンに入りますね、大変ですね”と言ったら、
(実際、クリスマス前の1週間はCAFE営業を全てストップし引き渡し期間に入るほど)
“そんなことないです。楽しいデス”
“みんなが喜んでくれますから”と笑顔できっぱり。

素晴らしい。。。見習わなくてななりません(^-^;)

今回食べた苺のタルト、チーズケーキ
どちらもとても美味しく、美しかったデス★
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by handcraft-ann | 2010-12-06 23:00 | カフェ | Comments(0)  

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